手がやさしくいずみの髪を撫でました。
｢きもちいい。｣あたたかな安らぐ感情がいずみの胸に広がりました。
｢僕もこのまま寝ようかな｣
｢一緒に寝ましょう｡先生｣
夢のなかにいるような心地でいずみはつぶやきました。
｢ああっ、やわらかい身体だ。いい匂い｣
うっとりと言い、私の手がいずみの肩を抱きました。いずみの意識は、すーっと心地良い睡魔に落ちていきました。
私はいずみの唇にキスをしました。そしてふくよかな乳房を揉みました。
いずみの喘ぎ声が遠くから聞こえました。その声が自分のものだと気づいて、徐々に意識が現実へと戻っていきました。身体の中心を、温かくてやわらかなものが這っていきました。
じゅんととろける心地で、先ほど私に頭を撫でてもらったのとは別種の恍惚感が湧いてきました。さっき、私に抱きしめられた感触を、身体は覚えていました。
｢ねえ、先生に撫で撫でしてもらって、わたしとってもうれしかったです。｣女体に生じる快感が蘇ってきました。
内ももを手で押さえられ、足が開かれていました。荒く湿った吐息が、股間の敏感な粘膜に当たっていました。股の付け根に這いずっているのは、舌だとわかったとき、愛撫の官能が一気に明確になりました。唾液でぬめった舌が、いずみの亀裂をこそぐように擦っていました。
｢あ、あんっ、もうだめっ・・・｣
顔の下の枕を握り締めて、いずみは色っぽく声をだしました。
眠気で意識は朦朧としていました。舌の蠢きの度に快さがほとばしり、いずみの下半身はもだえゆれました。
｢入れるね｣と私は言いました。
｢きてっ｣甘えるようにいずみはささやきました。下半身に、私の腰が被さりました。切っ先が潤みの上に当たりました。位置を合わせるために、いずみは足をさらに開いて、尻をくっと浮かせました。ぬるっとすべって、亀頭が膣の窪みに刺さりました。
｢ああっ、すごい。スムーズに入った。こんなに濡れてる。｣
私は感動の声を漏らして、腰を沈めました。唾液と愛液で湿った膣粘膜のなかに、私の男性器がなめらかに埋まりました。
｢んっ、ああ、先生｣
いずみは細顎を持ち上げて、髪を震わせました。
挿入だけで、無上の陶酔に肉体はくるまれました。
｢動くね｣
私は気遣うように言いながら、腰を遣い始めました。最初は小刻みに、徐々に大きなストロークに変わっていきました。
｢あっ、あっ・・・ああっ｣
紅唇からは艷めかしいいずみの喘ぎ声が漏れました。
亀頭にヒダを弾かれる感覚は、鳥肌が立つようでした。もっともっとと訴えるように、豊満なヒップが勝手に揺れました。
寝入った間のクンニリングスが、いずみの女体をゆるませたのだろう、はしたないまでの湿り具合で、蜜穴は私の男性器を含んでいました。
結合部から愛液が垂れて、陰毛までじっとりと淫液が滴っていました。
煮え立つような快感でした。ふっくらとした紅唇は戦慄き、いずみの細い指は枕を握りしめました。
｢いい・・・ステキッ｣
｢もう我慢できない。出すよ｣
｢いやっ。もっと続けて・・・ああん｣
私は耐えるように息を詰めて、腰を遣いました。いずみは枕を握っていた右手を口元に持って行き、指を噛みました。
下腹に溜まっている熱が、いまにも噴き上がりそうになりました。熱れたヒップは、勃起の深刺しを欲しがって左右に揺れ動いていました。同時に硬さを愉しむように、腰に力を込めて、キュッキュッと締め上げてきました。
咥えていた指を口から外して、顎の下の枕をいずみは握り締めました。次の刹那、至上悦楽がほとばしりました。
｢あっ、んっ、いい・・・ああんっ｣
｢出るっ、出るよ｣
私はペニスを引き抜き射精しました。
いずみはまぶたを落として、陶酔に酔い痴れました。そのまま眠りの世界に落ちていきました。
続く

『CDTV』についてTwitterの反応