通夜の弔問では、突然の知らせを聞いて駆けつける場合もあるので、平服でもかまわないとされている。ただし、平服とは、礼服でなくてもかまわない、という意味であり、普段着のことではない。だから、色鮮やかな服や、Tシャツにジーンズ姿などはふさわしくない。できれば喪服を着るか、私服でもできるだけ地味みな服装で参列するのが、通夜弔問の最低のマナーだ。男性ならば、黒かグレーのダークスーツでワイシャツは白。ネクタイ、靴、靴下も黒にする。女性は、黒もしくは地味な色のスーツかワンピース。結婚指輪以外のアクセサリーは外しておく。ただし、パールのアクセサリーは、つけていてもいいとされている。また、男女とも、黒であっても光沢のある素材の服や靴は避けるのが常識だ。IMG_2187